走行中に吹き上がらなくなったり、アイドル不調になることがあるという平成19年式プロボックス(NCP55V、1NZ)
ダイアグコードP0172(O2センサーリッチ異常)を表示。
このダイアグコードと症状からはO2センサー自体の不良が疑われる。
O2センサーの信号をモニターしながら走行すると、信号待ちでO2センサーの電圧が段々と高くなりMAX1.25Vまで上がった。
空燃比の補正値は-20%でエンジン回転が低く不安定である。
すると、突然、O2センサーの電圧が0.3Vと正常になった。
O2センサーの動きから見て、実際にリッチになったのではなく、O2センサーの誤信号と思われる。
そもそも1Vを超えた時点でO2センサーの不良でもある。
あのままの状態が続いて走行すれば、燃料不足により吹き上がりが悪くなることが予想された。
今回の原因がO2センサーとは断定できないが、1.25Vを出すのは明らかにO2センサーの不良なので交換。