以前、ある作業で油圧プレスを使おうと思ったらプレスの下がオイルまみれになっていた。
どうも漏れているようだった。
購入後、30年以上経っており壊れても不思議ではない。
年に数回しか使わないのだが無いと困る。
しばらくはなんとか使えそうなのでそのままにしておいたのだが、先日、たまたまある工具メーカーの人がきたので、油圧プレスが修理できないか聞いてみた。
すると、もうそのメーカーはないし、他工場でも同じタイプの油圧プレスで修理できなかったと言われた。
それまでは買い替えてもいいかと思っていたが、その言葉を聞いて逆に修理してみようと思った。
オイル漏れなのでシールかパッキンを交換すればよくなるのではないかと思えた。
ネット検索すると全く同じタイプの油圧プレスを修理している人のブログがあったのだが、その人の油圧プレスは、押し出す方のピストンのシールの不良だった。
まったく同じシールはなかったそうだが、近いサイズのシールを旋盤で加工して作ったという。
私にはそんな技術はないが、ネット検索するとピストン用シールを通販しているところは結構あった。
もしかしたらなんとかなるかもしれないと思い修理することにした。
つづく