実は以前からファイバースコープが欲しいと思っていたのだが、大体10万円近くしていたので購入は諦めていた。
しかし、昨年くらいから安いファーバースコープをちょこちょこ見かけるようになっており、ついに今春、購入していたのである。
購入してもなかなか使う機会がなかったのだが、ついに出番がやってきた。
Kenko製スネイクカメラ(録画機能付き)
それを使って内部を確認すると、インレットバルブもインレットポート部もデポジットでびっしりであった。
以前経験したロードスターより汚れている。
ロードスターの場合、「このくらいのデポジットであの不具合がでるのか?」と思ったことを記憶している。
しかし、このノートの場合、「これだけ汚れていれば不具合は出るはず!」と感じた。
デポジットを清掃するため、先端を曲げたロングマイナスドライバーなどを使ってデポジットをゴシゴシ。(バルブ全閉で実施)
エアで汚れを吹き飛ばし、洗浄剤を入れてゴシゴシ。
これを2,3度繰り返すとかなり綺麗になった。
全てのバルブを同じように清掃し、ついでにポート部も綺麗にしておいた。
インマニを組み付けし走行すると、見違えるような吹き上がりとなった。
正直、ここまで改善するとは思っていなかった。
半年前には「これが実力ではないか?」と思ったのは大きな間違いであった。
ただ、そう思えるということは、ここまでひどくない状態では、不具合とは思わずに車を乗り続けている人が多いのではないかと思う。
プラグを交換するとためにインマニを外した時、見える範囲でいいので吸気系のデポジットの点検をしたほうがいいのではないかと思う。
念のため、燃料タンクにも洗浄剤(インジェクタクリーナー)を入れて完了となった。