知人から聞いたトラブル事例。
事故修理後からVSAランプが点灯するようになったという平成26年式N-BOX(JF1、S07S)
DTCを消去しても消去できないらしい。
ただし、納車するまでは正常で、ユーザーに渡した後から点灯するようになったとのこと。
調べるとダイアグコードは「27-21」(舵角センサー出力異常)を表示。
データーモニタで舵角センサーを調べると、ロック・ツー・ロックで-631°~663°で変化。
その間、信号は特に異常な変化をしたりすることもなかった。
デーラーの人に相談すると、デーラーでも同様のトラブルがあり舵角センサーも交換したがよくならなかったようだ。
結局、VSA学習をすることでよくなったとのこと。(学習はホンダ専用のスキャンツールが必要)
相談した人曰く、舵角センサーと左右の車輪速センサーで直進状態をモニターしているので、ステアリングの直進位置とタイヤの直進位置がマッチしないとこうなるのではないかとのこと。
よって、事故等でバックアップ電源を切っている状態で、ステアリング関係の部品の交換や脱着を行うと、それぞれの直進位置にズレが生じるのかもしれない。
よって、そのズレを学習させればいいのであろうか。
ちなみに、ほぼ新車のサービスカーの舵角センサーは-620°~620°だった。