薄く点灯するブレーキ警告灯/ロードスター③の記事の続きです。
常に薄く点灯するブレーキ警告灯の原因は、ブレーキ警告灯の赤いレンズの色が薄くなり、本来見えないはずの薄く点灯しているバルブの点灯が見えるというものでした。
その記事で「NA6ロードスターのメーターってこんな感じでしたっけ…?画像検索しても同じものが見つけられませんでした。」というコメントがありました。私はこの車のことは詳しくないので、このメーターが純正なのか何がしかの手が加えられているのかわかりませんでした。
それが先日、内緒さんからとても貴重な情報をもらいましたので紹介させて頂きます。
コメントの内容は次の通りです。
「偶然ネットでこのメーターと同じものっぽいのを見つけたので、もうご存知かもしれないですが書き込ませていただきます。
多分これだと思うんですが、M2 1001 で検索してみてください。
過去にあったマツダの関連会社でM2という会社の1001という車のメーターのようです。
300台限定のモデルで、メーターも専用のレトロな機械式メーターに変更されていたみたいです。
メーターだけ入手もできたみたいなので、標準車にこのメーターを組み合わせると起きることかもしれないですね。」
これらに関してちょっと調べてみました。
M2(エムツー)とは、1991年から1995年頃まで存在したマツダのグループ会社で、マツダ車の商品企画を事業目的としていたようです。
この会社の設立に当たって、東京都世田谷区に「M2ビル」という自社ビルが建てられ1階がグッズなどの売り場、2階にミーティング用のオープンスペースがあったようです。
開発スタイルは斬新なもので、M2で企画されたクルマは、M2ビル内の「マツダロータリー世田谷」に置かれることもあり、来訪客はそのクルマに実際に見て触って乗ってみることもできたようです。
しかし、マツダの経営危機により1995年の春頃に閉鎖となり、休眠会社となったようです。
この間に開発・発売した車は、M2 1001、M2 1002、M2 1015、M21028です。
全て初代ユーノス・ロードスター(NA6CE)をベースとしたものです。
また、未発売車もかなりあるようです。
こちらはウキペディキアM2マツダで詳しく書かれています。
問題のメーターはこちら(下のほうにあります)→ http://www.d9.dion.ne.jp/~pi-pi/m21001294buy.htm
排気温度ランプ、チャージランプ、オイルプレッシャーランプ、ブレーキ警告灯の各々のレンズがかなり赤いことがよくわかります。
次の写真と比較すると一目瞭然ですね。(^^;)