アイドル不調の平成8年式セルシオ(UCF20、1UZ)
失火しているようなのでパワーバランステストを行うと6番と8番シリンダが失火していた。
排気ガスがかなり臭いし白煙も吐いているので排気ガスを測定すると、HCが驚きの40000ppm。
ただの失火ではこんなに出ないはず。
インジェクタがONしっぱなしではないかと思えるほどである。
どうにかして6番と8番のインジェクタのコネクタを抜くと、HCは2000ppmまで低下した。
ということは電気的にONしているという事になる。
可能性としては配線の短絡とECU不良であるが、2気筒分が短絡しているとは考えにくい。
ということで、ECUの中を調べるとコンデンサーからの液漏れがあった。
この年式の中古は同じようになる可能性が高いのでデンソー製のリビルト品に交換。
これだけ濃い状態が続いていたのであれば、エンジンオイルにもガソリン成分が入っているはずなのでエンジンオイルも交換。