Quantcast
Channel: 自動車整備士駆け込み寺 喝っ!
Viewing all articles
Browse latest Browse all 427

複数ランプ点滅/ソリオ

$
0
0
以前紹介したソリオ。


これと同じようなトラブル車が入庫。
 
低水温表示灯(青)、高水温警告灯(赤)、OD OFFランプが点滅しシフトインジケータランプが不灯になるという平成16年式ソリオ(MA34S)。
 
エブリの場合はエンジン始動不能だったが、ソリオの場合はATの変速がおかしくなるという。
 
前回の事例があったので、ファイネスで資料を調べると、エブリと同じようなウォーニング機能があった。
 
イメージ 1
 
エブリと違うのは、原因がエンジンのECM絡みではなく、ATのコントローラに関するトラブル時だということである。
 
ATコントローラの電源とアースを調べると、+B電源が0V
 
電源供給のATリレーを点検しようとすると「カチッ」と音がして正常になった。

リレーを外すと簡単に取れた。(^_^;)
 
どうもきっちり入ってなかったようである。
 
その後、不具合は発生しなくなった。
 
エブリ同様、ATコントローラの電源が供給されず、メーターとの通信不能でウォーニング機能が働いていたようである。
 
 
このウォーニング機能を見ていて思い出したことがある。
 
以前、燃料計が動かないというワゴンRの事例で、センサーの信号線をアースしても動かないとことがあった。

 
 
修理後の検証で、信号線をアースさせてもフェイル状態になることは分かったのだが、上の写真の中の表に、「フューエルレベルゲージの不具合及び配線断線・短絡」時は、「メーター指示最下部を示す」と、そのことが書かれている。
 
やはり解説書はしっかりと読むべきですね。(^_^;)

Viewing all articles
Browse latest Browse all 427

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>