宿題コーナー第32弾(レベル5)
先日、トヨタの1G-FEエンジンを調べている時、あることを思いだしました。
キーON時、スキャンツールで吸気管絶対圧力を調べると、744mmHgという数値でした。
絶対圧は、真空を0mmHgとする圧力ですが、通常、我々が住んでいる地表では760mmHgが普通です。
しかし、760mmHgが普通とはいっても、気温、海抜、気圧によって変化します。
744mmHgをパスカルに直すと、約992ヘクトパスカルだと思います。
760mmHgは1013ヘクトパスカルです。
1013ヘクトパスカルより高い気圧を高気圧、低い気圧を低気圧と呼ぶのだと思っていましたが、そうではないようです。
周りより部分的に低いと低気圧、周りより部分的に高いと高気圧と呼ぶそうです。(間違っていたらご指摘を)
980ヘクトパスカルくらいでも台風の場合があるくらいです、この744mmHg(992ヘクトパスカル)もかなりの低気圧と思われます。
雨量とは関係ないのかもしれませんが、当日もかなりの大雨でした。
本題に戻しますが、キーONで吸気管絶対圧力(インマニ絶対圧力)は744mmHgだったのですが、マイティバックで-500Hgの負圧をかけるとある数値になりました。
単純に考えると、キーONの時の吸気管絶対圧力が744mmHgのとき、バキュームセンサに-500mmHgの負圧をかけると、744-500=244mmHgになりそうですが、本当にそうでしょうか?
当日は標準の760mmHgから16mmHg低い744mmHgです。
マイティバックの目盛は0mmHgではなく、-16mmHgになっていなかったのでしょうか?
(目盛は50mmHg刻みなので目視ではわかりません)
仮にそうだとすると、-500mmHgの負圧をかけたつもりでも、実際には-484mmHgの負圧しかかけていないことになり、744-484=260mmHgという吸気管絶対圧力になるはずです。
実はこのことは以前、何かのことで調べたことがあり、知識では知っていましたが、ふと、検証しようと思いある実験をした結果、知識どおりでした。(当たり前ですね)
ここで問題です。
キーON時、インマニ圧力が744mmHgの絶対圧のとき、バキュームセンサに-500mmHgの負圧をかける、スキャンツールの吸気管絶対圧力はどういった数字になるでしょうか?
①か②でお答えください。
ただし、マイティバックの構造により違う可能性も排除できませんので、一般的に使われているブルドン管式圧力計を使ったマイティバックとします。
① 744-500=244mmHg
② 744-484=260mmHg
要は、圧力計が測定場所の圧力(気圧)に影響を受けるか受けないかということです。
また、圧力計が測定場所の圧力(気圧)に影響があるかないかということを検証する方法があればお答えください。
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