多くの方からコメントをいただき有難うございました。
今回は正解がありません。
また、私自身が実際のダイナモを見たことがありません。
(もしかしたら、入庫していたのかもしれませんが、まだペーペーの頃なので洗車や定期点検をしていたので、知らなかっただけかもしれません。)
そういったこともありまして、それぞれのコメントに対しての返事ができませんでした。m(_ _)m
では、個人的な考えを書いてみたいと思います。
ただし、必ずしも正しいとは限りませんのでご承知おきください。
私は単純に「ダイナモ=直流発電機」、「オルタネータ=交流発電機」と思っていましたが、調べてみると正解でもあるようですが若干違うようでもあります。
ウィキペディアなどによりますと、ダイナモとは本来は発電機の総称のようです。
そもそもの発電機は直流整流子発電機が使われており、ダイナモと呼ばれていました。
もちろん自動車でも使われていました。
(私は年代的に知りませんが、ダイナモとスタータを兼用したセルダイナモなるものもあったようです。)
整流子とは、回転子と外部回路の間で定期的に電流の方向を交替させる回転電気スイッチであり、そこにはブラシが使われていました。
その後、交流から直流への変換は半導体などを使って簡単にできるようになり、また、直流整流子発電機と比較すると、オルタネーターは構造が簡単なため高速回転が可能などの特徴から、整流子のあるダイナモは発電機としては使われなくなったようです。
これらをまとめると、一般的にはダイナモは本来は発電機の別名ですが、自動車業界に限ってかもしれませんが、整流子を使って直流を生成する直流整流子発電機のことをダイナモといいます。
それに対して交流発電機のことをオルタネータと呼びます。
つまり、ダイナモは直流(整流子)発電機、オルタネータは交流発電機のことです。
ただし、ウィキペディアでも書いていますが、ダイナモとは発電機の総称であり、オルタネータもダイナモの一種と言えます。
よって、今のオルタネータをダイナモと言っても間違いではないかもしれません。
ま、整備士の教科書にもオルタネータとあるので、みなさん、オルタネータと呼びましょう。
ところで、みなさん方から多くのコメントをいただきましたが、ほとんどの方がダイナモは直流発電機、オルタネータは交流発電機と書いています。
いつもながら予想以上に多くの方がこれらのことを知っていました。
そのなかで興味深いコメントもありますので、今回は全てのコメント公開したいと思います。
本当に多くの方からコメントをいただきました。
有難うございます。
中には実際に整備をされた方もいるようですし、大ベテランの方からの貴重なコメントもありました。
重ねてお礼申し上げます。
---以下、内緒コメントの内容です。---
これは少し自信あります!!
ダイナモは直流発電機です!
だから厳密には今の車の発電機はダイナモじゃないです!!
初コメ失礼します。いつも勉強させていただいてます。発電機という意味合いでは同じですが自分の見解だとダイナモは直流オルタネータは交流の違いだったと思います。
これはあってるか分からないですが、入りたての頃OBの人に聞いたことがあります。
直流発電機がダイナモで
交流発電機から整流して出力を直流にしたのをオルタネーターって言っていた気がします。
ダイナモは直流発電機で、オルタネータは交流発電機ですかね。
ダイナモもオルタネータも基本原理は同じものですが、マイナス側の電圧を整流するレクティファイヤの有無で判断してます。
昔理科の実験で簡易モーターを作る際、回転子のどちらかを半分だけ磨くという工程がありました。
何で半分だけなんだろうと思ってましたが、磨いた部分はプラス電圧で、磨いてない部分は本来はマイナス側の電圧になって、逆方向に電気が流れるのでモーターは回らない…と当時の先生が言っていたのを覚えてます。
整流子はその磨かなかったマイナス側の電圧をも使って直流に変換するものなので、基本原理は同じでもプラス側のみ使うのがダイナモ、整流子でマイナス側の電圧も変換して使うのがオルタネータだと考えてます。
昔の車は整流器無しの直流発電機をそのまま搭載していたから「ダイナモ」という呼称だったのが、そのまま使われているというのは古い人から聞いたことがあります。しかし考えてみれば、オルタも整流して直流発電しているので「ダイナモ」ですよね。
いたかめさんこんにちは
改めて勉強します
ダイナモ(モーター)=直流発電逆に電流を与えると回転するもの
オルタ=交流発電
と理解していたのですがどうでしょ
私の店ではバイクや汎用エンジンも扱いますが磁石だけを回転させるジェネレータってぇのもなじみありです
ダイナモとは
整流子内蔵の発電機で大電流整流素子が無い時代によく作られたと思います。
欠点は低回転時に充電が不能である事。
昔は家に帰ったら充電器繋いでいる家庭が有りました。
これは過充電の恐れも有るが朝始動しないより良い
昔の電池は過充電強かったような気もします。
ダイナモのダイはダイオードの意味かと、思う。
又現在ではセルダイナモからセルオルタ+モーターが出現し
興味深い。
停止発進時から活用すれば、最大で15%燃費改善するとか
いつも大変勉強させてもらって、ありがとうございます。
僕の中では、発電機は、ジェネレーターその中の種類として
直流発電機が、ダイナモ
交流発電機が、オルタネーター(オルタネイト=交流)
と、区別しています。
昔は、発電電圧調整に、ボルテージレギュレターが別に着いて
いたので、ダイナモの呼び名が残っているのではないでしょうか?
37年前、3級整備士資格取得のための講習で、講師の先生から「交流発電機はACジェネレータであり、ダイナモなんて言ったら恥ずかしいよ、略すならオルタネーターと言いなさい」と教わりました。その時にダイナモとオルタネーターの違いについても教わりました。
お疲れさまです。ダイナモは、他の業種では違うかもしれませんが、 自動車業界では直流発電機、オルタネータは三相交流発電機と理解しています。
私が駆け出しのひょっこ整備士だった頃、オルタネータが主流でしたが、古い車両の中には、ダイナモを使用しているものがあり、初代スバルR2やフォルックスワーゲン(カブト虫)の6V仕様車が記憶にあります。
他にも見たことがあると思いますが、思い出せません。
オルタネータをダイナモと言うことに、いたかめさんと同様に違和感があり、若い整備士がベテラン整備士に、間違っているにも拘らず、同調して言っているのでしょうが、オルタネータをダイナモと言っている方は、オルタネータを理解していない、つまり、知識がないと自ら公言していると判断しています。
現在では言葉の違いで、違いはないと思います、違いは?と聞かれると
オルターネーターは自動車などのエンジンに付いている物、ダイナモはその他の工業機械に付いている汎用性の高い物ですかね。
自動車用の発電機として分類するなら、オルタネーターは現在の交流発電をバッテリーに蓄電するため直流に変えて出力する物、ダイナモは古~い車に付いていたモーターみたいな形をしたヤツ、直流モーターを回して直流発電する物(中にはSハイブリッドばりにスターターモーターの役目も果たしていた物も有ったと思います)
あくまで私の感覚です、あしからず
いつも興味深い記事を拝見させて頂いております。
へっぽこ整備士さんの仰る通り、
ダイナモ=直流発電機
オルタネーター=交流発電機
と認識しています。
整備士時代、ホンダのステップバンを整備していた時に、ダイナモとボルテージレギュレターが別々になっていたのを思い出しました。
直流発電機がダイナモ、交流発電機がオルタネーター
だったと記憶しています。
交流発電機に変わったのは、ダイハツの41年ごろ発売のフェローでした。それまでは、直流発電機でした。ダイナモと呼んでいました。
オルタネーターに変わってもダイナモで通っていました。
大きさも小型で低速から発電し、容量も多くなり、大変驚いた記憶があります。やはり、オルタネーターと呼んで区別したほうが良かったと思います。ダイナモの意味はわかりません。S37年にこの業界に入りました。現役です。まだ、先輩がいますので、お聞きしたいと、思います。
車屋さんだと業界的に
ダイナモ=直流
オルタ=交流
って感じでしょうか!?
メーカーによってはジェネレーターもありますよね
イメージだとジェネレーターは高電圧発電って感じですが、
オルタを普通にジェネレーターって呼ぶメーカーもありますし…
意外と言語が違うだけで同じなのかもしれませんね
電気業界的にどうかはわかりませんが…(笑)
直流と交流の違いですかね、
ダイナモは基本モーターと一緒なのでエネチャージの様な減速発電、スタートアシストみたいな使い方も出来ますね。
うる覚えですが、約10年前ですが2級資格の講師さん
が、ダイナモは、端子逆に組み間違えても回るとか
言ってたような事を思い出しました。間違っていたらすみません