ダイアグコードP0420
最近、気になる事例を紹介。 H19年式インプレッサー(GH2)H21年式サンバ(TT2)H22年式キャリー(DA63T)H24年式エブリ(DA64V) すべて、チェックエンジンランプが点灯し(エンジン不調なし)、ダイアグコードP0420(触媒劣化)を表示するというもの。 フロントO2センサとリヤO2センサーの信号を調べたが、特に触媒の劣化とは思えなかった。...
View Article吹き上がり不良/サンバ
2速発進時や3速にシフトアップしてアクセルペダルを踏み込むと失速するという平成9年式サンバ(KV4、EN07) 症状からは点火系か燃料ポンプ系が疑われるのだが、この車は同業者からの依頼であり、すでに可能性の高い燃料ポンプ、ポンプリレー、燃料フィルタ、プラグコード、プラグ、IGコイル、イグナイタは交換済みである。(燃料ポンプ、IGコイル、イグナイタは中古)...
View ArticleWTシステム系統?
スズキ車で、ダイアグンーシスを点検すると診断機に「WTシステム系統異常」と表示したが「WTシステムとは何か?」という問い合わせ。 WT系統? ホワイト?ウォータテンパラッチャ? ????? 見当がつかない。 トラブルコードは何かと聞くと「P1910」という返事。 P1910を調べると・・・・・・・・「!!!」 なるほど、WT系統と見えなくもないか。。 暇な方は調べてみてください。(^^;)
View Article時々失火/スイフト
暖加速時に息つきを起こすことがあるという平成20年式スイフト(ZC71S、K12B) アイドリングでもエアコンをONにしていると数分間に1回くらいミスする。 感じとしては点火系のミスなのでIGコイルとプラグを点検。 すると1番シリンダのIGコイルで怪しい個所を発見。ストックしてあったIGコイルと交換すると、不具合は発生しなくなった。...
View ArticleLOCK位置から回らない/クラウン
今回は、ユニット(ECU等)を使ったシステムの中でも最も簡単な部類のトラブルが入庫してきたので、それを使ったトラブルシュートの方法を紹介する。 このブログを見ている多くの方にとっては当たり前のことかもしれないが、意外とトラブルシュートの基本を知らない人がいるようである。...
View ArticleLOCK位置から回らない/クラウン ②
イグニッションキーがLOCK位置から回らないという平成8年式クラウン(JZS151) 通常、ATの場合、PレンジにしないとLOCK位置にならずにキーが抜けない。 いわゆる「キーインターロック機構」と呼ばれるものである。どうもこのシステムに関係がありそうである。 回路は次の通り。(シフトロック機構も含む)...
View Article始動不能/ワゴンR
エンジン始動不能の平成9年式ワゴンR(CT51、K6A) まずはダイアグを点検しようと思い、キーONにするとチェックエンジンランプが点灯していない。 ECUの電源であるヒューズを調べると「FI」ヒューズが切れていた。 どこかショートしているかもしれないと思い配線図でこのヒューズの負荷を調べると、メーンリレーを経由してECU、インジェクタ、ISCVの電源になっていた。...
View Articleショート回路点検用ヒューズVer.2
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 年明け早々、あまり頭の痛くなる理屈の話はやめときまして、自作テスターの紹介をします。 以前も紹介したショート回路点検用ヒューズ(http://blogs.yahoo.co.jp/itakame3/33486821.html)。...
View Articleショート回路点検用ヒューズVer.2②
実はこのテストランプ、使い方をしらないと間違う可能性があるのです。 使い方の記事にも書いていますが、負荷の抵抗が小さい場合、正常時とショート時のランプの明るさにあまり差が出ません。 よって、記事に書いていますが負荷側の電圧を測定しなければならないのです。 ところが日産の古いテキストを見ていると、このことを解決する驚きの写真があったのです。 わかりますか? ランプにブレーカーを並列に入れるのです。...
View Articleノックセンサ系異常/セルシオ
ノックセンサB2を表示するという平成9年式セルシオ(UCF21、1UZ)が同業者から持ち込まれた。 依頼者の工場で調べると、ノックセンサB2の配線が切れていたので結線し直したのだがよくならないとのこと。 また、B1とB2のノックセンサの配線も入れ替えたが、同じコードを出すのでセンサの不良でもないと思うというのである。...
View Article燃料計動かない/ワゴンR
燃料計が上がらないという平成16年式ワゴンR(MH21S、K6A)が、知人の工場から持ち込まれた。 以前から、時々針の動きがおかしかったようであるが、最近はほとんど上がらなくなったというのである。 今までの点検内容を確認すると、フューエルレベルセンサー部で信号端子をアースしてもメーターは全く上がらないということでまずはメーターを交換。 それでも変わらないということでフューエルレベルセンサーを交換。...
View Article燃料計動かない/ワゴンR②
メーター部でフューエルレベルゲージ側の抵抗を測定すると約170Ω。基準値は、Fラインで10Ω、中央で65Ω、Eラインで120Ωだった。ということは原因がセンサー側にあるのは間違いない。フューエルレベルゲージは交換しているので、途中の配線に接触抵抗でもあるのかもしれないと思い点検。...
View Articleこれでいいのか!⑪
運輸支局の検査場にいたら、知り合いのベテランメカニックから声をかけられた。 その方はプリウスの検査に来たようで、「なんかわからんランプが点灯してるけどなんだろうか?」という相談だった。 どのランプですかと尋ねると、まさかの「この【READY】というランプなんだけどなんだろうか。会社の若いもんに聞いても知らないというし、今まで点灯してたかな?」...
View Articleオルタネータの穴
宿題コーナー第40弾(レベル7)次の写真はデンソー製のオルタネータです。1枚目はトヨタで2枚目はダイハツです。いつくらいの物なのかはわかりませんが、充電制御なんかが付いていない時代の物と思います。(10年以上前です)トヨタはM型IC式レギューラータ付きで当時のほとんどの車に採用されていたものです。回路は2級ガソリンの教科書に載っており、IG、S,L端子の3極コネクタです。ダイハツも多くの軽自動車に採...
View Articleオルタネータの穴②
多くの方からコメントを頂き有難うございました。コメントが多すぎて個別の返事ができませんでした。m(__)mそれにしても予想以上に正解者がいまして驚いています。コメントの中で、「ブラシが飛び出ないように、抑えておくためのサービスホール」というコメントが多くありました。写真では穴の大きさや位置がはっきりしませんのでそう思った人もいるのではないかと思いますが、実際にはブラシが出ないようにするサービスホール...
View Articleオルタネータの穴③
多くの方からコメントをいただき有難うございました。 では、さっそく解答に入りたいと思います。 デンソー製オルタネータのカバーの穴ですが、その下にはブラシホルダーのボルトがあります。そのブラシホルダー、当然ブラシが2個あります。...
View Articleダイナモとオルタネータ
多くの方からコメントをいただき、また、投票していただき有難うございます。 投票のほうにもコメントをいただいています。重ねてお礼申し上げます。 投票の方にはコメントは無しで投票だけでも結構です。もちろん、コメントをいただけるのであれば有り難いと思っています。 明日まで受け付けるようにしていますので、ご協力をお願いします。 宿題コーナー第41弾(レベル3)...
View Article投票結果について
オルタネータのサービスホールについて多くの方に投票していただきました。ご協力、大変有難うございました。 サービスホールについて知っていた方は7名で14.6%、知らなかった方は41名で85.4%でした。 予想以上に知っている人が多くいました。 トヨタデーラーの方からコメントをいただきまして、トヨタの人は知っている割合が高いようです。中にはトヨタ学園で習ったという人もいました。...
View Articleダイナモとオルタネータ②
多くの方からコメントをいただき有難うございました。 今回は正解がありません。また、私自身が実際のダイナモを見たことがありません。(もしかしたら、入庫していたのかもしれませんが、まだペーペーの頃なので洗車や定期点検をしていたので、知らなかっただけかもしれません。) そういったこともありまして、それぞれのコメントに対しての返事ができませんでした。m(_ _)m...
View Article始動不能/サンバ
アイドル時にエンストしたり、急加速するとエンストするという平成9年式サンバ(KS4、EN07)また、始動性も悪かったのだが、ついに始動不能になったというのである。 この車、最近では見かけなくなったディスビ付のエンジン。とりあえず1cmのギャップを作っての火花テストを実施。 プラグコード部では火花は飛ばなかった。 次にセンターコードで同じように行うと強い火花が飛んだ。...
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