時々、エンジンが吹き上がらりが悪いときがあるという平成10年式ステージア(E-WGC34、RB25DE)
不具合発生時、O2センサーの電圧がほぼ0V、A/F補正値は120%。
吹き上がらない時に、パーツクリーナを吸わせるとエンジンは吹き上がった。
これらから、燃料不足による吹き上がり不良と推定。
まず、一番怪しい燃圧を測定すると3kg/cm2と問題なかった。
次に点検したのはエアフロメーター。
こちらはアイドル時、0.85V~1V間で変化。
エアフロはすごい敏感で、少しの電圧の違いで燃料噴射量に大きな影響を与える。
通常は1.1Vくらなのだが、どうも電圧が低いような気がする。
ストックしてあったエアフロと交換するためにエアフロを外すとびっくり。
入り口側に異物がびっしり。
エアエレメントを長期間交換していないため、ボロボロになったようである。
もちろん社外品のエアエレメント。
過去にも同じように社外品のエアエレメントの一部がエアフロメータのホットワイヤー部に絡みつき、特性異常を起こしていたことがあった。
社外品でも定期的に交換すれば問題ないのかもしれないが、この手のエアエレメントを長期間使うのはやめるべきである。
異物を取り除くと、A/F補正値は90~105%でフィードバックするようになった。