※ この記事は記事にするつもりがなかったので詳しいデーターを記録していません。よって内容は一部不正確の可能性もあります。
のまけしさんの記事(http://blogs.yahoo.co.jp/mecha29aki/11411542.html?vitality)で、クラウンで減速時(特に2速→1速)にショックがでるというもがあります。
車種もミッション型式も違いますが、私がマークXで経験したものとは症状と原因がほぼ同じようでした。
のまけしさんは都合により最後まで故障診断が出来なかったようなので代わりに私の体験談を記事にします。
減速時に1回もしくは2回ショックがあるという平成17年式マークX(車両型式GRX120、ミッション型式A960A=6速AT)
これまでに経緯を簡単に説明。
中古車販売店からA工場に入庫。
いろいろと点検をし、その中で学習値の初期化を行ったのだが良くならないどころかチェックランプが点灯するようになったということでB工場に依頼。
B工場で調べると、ダイアグコードP1589(加速度センサ学習値異常)を表示。
これは、ATの学習値初期化を行ったときに、合わせてGセンサ0点学習を行わなかったことにより発生したものだったので、G(加速度)センサ0点学習を実施。
すると、チェックランプは消えたのだが、ショックのほうは改善されなかったようである。
とりあえずATFを交換してみると、かなり改善されたのでAT本体の不良だろうということになりミッション本体を交換。
しかし、良くならないということで依頼された。
※Gセンサーと加速度センサーは同じものだが修理書ではこの2つが混在しているので、以降、Gセンサに統一。
【修理書の参考事項】
l Gセンサ 0点補正未実施または未完了にて走行(20hm/h以上)すると、ダイアグコードP1589(Gセンサ学習値異常)を出力し、チェックエンジンウォーニングランプが点灯する。
l Gセンサ0点学習実施後、学習値異常(ダイアグコードP1589)が出力する場合は、ダイアグノーシスコード消去後、再度[AT学習値初期化]から[Gセンサ0点学習]の作業を行う。
症状を確認すると、確かに減速時にショックがある。それもかなりのショックである。
その多くは停車直前に2速から1速にシフトダウンした時である。
中には3速から2速にシフトダウンするときにショックが発生することもあった。
念のため、AT学習値初期化とGセンサ0点学習を行ったが、効果はなかった。
試乗した限りではシフトダウン時のショックに間違いない。
さぁ、どうするか。。
というか、その前に6速ATってどうなってるのか?(^^)
4速ATはトヨタのA42DEやA340DE、日産は二養の教科書にあるRE4R01Aなどでしか勉強していない。
今からみれば2世代前のATである。
ということで、6速ATのお勉強に突入。(^^)
つづく