問1.Aは電流計です。何Aの電流が流れるでしょうか?
電流計Aにいくらの電流が流れるかという問題です。
整備士試験では見かけない回路ですね。
一見すると「ん?」と思いますが、並列回路のそれぞれの抵抗は同じなので5Ωの抵抗の両端の電圧は同じです。
ということは5Ωの抵抗に電流は流れません。
つまり、5Ωの抵抗はないものとして考えてもかまいません。
よって、10V/(7Ω+3Ω)=1Aです。
問2.電流Iはいくらでしょうか?
電流Iはいくらかという問題です。
これまた、一見すると「えっ?」と思うかもしれません。
でも、回路を少し変形させると簡単です。
更に変形させます。
簡単ですね。暗算で答えが出ます。
合成抵抗は2Ωなので40V/2Ω=20Aです。
問3.電圧計vが0vの場合の抵抗Rはいくらでしょうか。
電圧計が0Vの場合の抵抗Rを求めます。
20Ωと30Ωの間のA点の電圧は60Vです。
電圧計が0Vを示すには10ΩとRの間のB点も60Vじゃないといけません。
よって、Rは15Ωです。
今回は全て暗算で計算ができます。
ただし、頭を柔らかくしないと解けないかもしれません。
次回はいよいよ最終問題です。
それができれば整備士レベルを超えています。