アイドリングが保てずにエンストすることがあるという平成19年式エブリィ(DA64W、K6A)。
ただし、アクセルペダルを踏んで走行しているときは全く問題ないという
また、始動性が悪い場合があるという
入庫時、不具合が発生していたので、アクセルペダルを少し踏んでクランキングするとすぐにかかった。
また、始動後はエンストしたが、アクセルペダル操作で800回転くらいになるようにすると、ミスもなく安定してアイドリングが保てた。
アイドルリングが保てなかったり、始動不良だったものが、アクセル操作でスムーズに始動出来たり、安定してアイドリングが保てる。
典型的なISCV系不良の症状である。
ISCVの単体点検をしたが抵抗値は問題なかった。
ISCVの動きを確認するために、ISCVを外しコネクタを接続した。
そして、キースイッチのON/OFFを繰り返すと、ISCVが全閉⇔全開と動くのだが、時々、空回りしているような音で動かないことがあった。
ISCVの機械的な不良である。
以前、平成18年の前後のMH系ワゴンRは、それまでの電気的トラブルではなく機械的トラブルが多発という記事を書いたが、それと同様、この年式(18年前後)のスズキのISCVは機械的に駄目なのが多いのかもしれない。
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