本当に多くの方からコメントをいただき有難うございます。
また、初コメの方もいらっしゃいましたが、30件近いコメントのため、挨拶や返事が出来ずに大変失礼しました。
では、解説に入りたいと思いますが、あくまでも個人的な考えであり、必ずしも正しいとは限りません。
間違えがあれば、ご指摘ください。
油にはその使用目的によって食用、美容用、燃料用、工業用に分けることが出来ると思いますが、車に使われているほとんどの油は工業用です。
その工業用の油は、潤滑油、作動油、切削油、絶縁油などがあります。
潤滑油とは、その名のごとく潤滑(減摩)の作用がありますが、他にも冷却、清掃、防錆、密封、緩衝などの作用もあります。
これらを目的に使用されるのがエンジンオイル、デフオイル等の「オイル」ではないでしょうか。
ただし、一部では作動油としても使われています。(VVT等)
作動油とは、動力を伝える役目の液体のことです。
たとえばブレーキフルードは、マスターシリンダで発生した油圧をホイールシリンダに伝えるのが主たる役目です。
もちろん潤滑や防錆の役割もありますが、まずは動力を伝えるのが主目的なのです。
パワステフルードも同様に、圧力を伝えるのが目的です。
つまり、潤滑よりも作動油としての役割が大きいものを「フルード」というのだと思います。
よって、「オイル」は潤滑が主目的の【潤滑油】で、「フルード」は動力を伝えるのが主目的の【作動油】ということになります。
コメントをいただいた多くの方が同じ考えだったようです。
また、ネットを調べても、その多くはこのように書かれています。
ただし、このことが正解かどうかはわかりません。
というのも、実は私もこのように考えていたのですが、今回の問題で調べ直したところ、もしかすると違うのではないかと思うことがあったのです。
ちょっと、検証、調査中なので書けませんが、もし、違う説になりそうであればお知らせします。
ま、車の場合は、オイルとフルードは潤滑油と作動油という事にしときましょう。(^_^;)