A/Tのセレクトレバーのシフトロックが解除されないことがあるという平成9年式ビックホーン(UBS69GW、4JG2)
同業者からの依頼でシフトロックコントロールユニットとアクチュエータは交換している。
こんなトラブルはコントロールユニット部で入出力の信号を調べればすぐにわかる。
ただ、問題は不具合が時々しかでないということ。
通常、シフトロック解除の条件はIGスイッチ、N/Pスイッチ、ブレーキスイッチである。
時々悪くなる可能性が高いのはブレーキスイッチである。(もちろん他の原因も考えられる。)
いつでも点検できるように、コントロールにユニット部で電圧を点検できるように準備しておいた。
その日は不具合が出なかったが、翌日不具合が発生。
各端子を点検すると、ブレーキスイッチがOFFのままだった。
ストップランプを見ると不灯。
スイッチの不良だろうと思い調べると、プッシュロッドが縮んだままになっていた。
分解して内部を調べると、内部のグリースが固着していることが判明。
気温や使用回数、または、長時間放置後に不具合が発生しやすかったのかもしれない。
ストップランプスイッチ交換で完了。
前回の記事のボンゴ同様、作動条件を点検すれば原因はわかるのだが・・・・・