暖気後、エンストするという平成17年式ライフ(JB5、P07A)
症状は次の動画の通り。
① 正常なアイドリング状態が47秒続くが、いきなりエンジンチェックランプ、Dレンジランプ、O/D OFFランプが1回点滅しエンスト。(Pレンジランプは点灯したまま)
② すぐにオイルプレッシャーランプ、チャージランプが点灯し、続いてエンジンチェックランプ、Dレンジランプ、O/D OFFランプが点灯。
③ しかし、エンジンチェックランプ、Dレンジランプ、O/D OFFランプはすぐに消灯。
(②と③は、キースイッチON状態と同じと思われる。)
④ 1分10秒過ぎから2分30秒間は、エンジンチェックランプ、Dレンジランプ、O/D OFFランプが不規則に点滅。
⑤ 2分30秒でチェックエンジンランプだけが点灯。
⑥ 3分過ぎに低水温警告灯が点灯。(完全暖気後なので水温が低下したから点灯するのではない。)
(②以降はずっと、オイルプレッシャーランプ、チャージランプは点灯したまま)
動画でもわかるようにとてもへんな症状である。
再始動はできることが多いが2~3分以内には再発する。
また、エンストと同時に接続していたスキャンツールは通信不能となる。
しかし、すぐに使えるようにはなる。
ダイアグを調べたが正常コードを表示。
正常な時に調べると、不具合発生時に点滅する3つのランプは、キースイッチONで点灯し数秒後の消灯した。
つまり、この3つのランプはECUが制御しているということになる。
どうみてもECU系統の不具合と思われるので、ECUの電源やアースに関するところを点検。
わかったことは、エンスト時には燃料ポンプがOFF、各ランプが点滅している時の、ECUのすべての電源とアースは問題なかった。
再始動できない時もあるのだが、その時は火花もインジェクタも作動していなかった。
このときのECUの電源、アースも問題なかった。
つまり、ECUの電源、アースなのに各部が正常に作動していないということになる。
ECUの不良の可能性が高いが、ホンダ車での経験はビート以外ではほとんどない。
いきなりECUを交換というわけにもいかないのでもう少し調べることにした。
つづく