最近、気になる事例を紹介。
H19年式インプレッサー(GH2)
H21年式サンバ(TT2)
H22年式キャリー(DA63T)
H24年式エブリ(DA64V)
すべて、チェックエンジンランプが点灯し(エンジン不調なし)、ダイアグコードP0420(触媒劣化)を表示するというもの。
フロントO2センサとリヤO2センサーの信号を調べたが、特に触媒の劣化とは思えなかった。
過去にあった触媒劣化は、フロントO2とリヤO2がほとんど同じ電圧変化をするものであったが、これらの車はそうではなかった。
なのにダイアグコードP0420を表示。
それもみんなそんなに古い車ではない。
さすがに平成24年式で触媒劣化はないだろうと思い調べてみると、デーラーでも同じトラブルがあるようで、リプロで対応しているようだった。
どうも、検出レベルが厳しいのではないかと思われる。
どんなトラブルでも点検してから部品交換が必要だが、特にこのコードを表示した場合は、実際に触媒の劣化があるかどうかを調べなければならない。
簡単に触媒を交換しては痛い目に会ってしまう。
全部の車種にいえることではないかもしれないが、デーラーに相談したほうがいいかもしれない。