中古のエンジンを載せ替えたらエンジンがかからなくなったという平成14年式ステージア(NM35、VQ25DET)が同業者から持ち込まれた。
クランキングするとバックファイヤーを伴いながら爆発はしているもののかからない。
薄いのかどうかを確認するためにパーツクリーナーを吸わせてみたが変わらなかった。
いろいろと試していると、アクセルペダルを全開にすると、やっとかかったがアクセルペダルを離すとエンスト。
ダイアグは正常。
こういった場合、中古のエンジンがいいのか悪いのかわからないが、当然、まずは作業ミスを疑う必要がある。
前述の点検結果からは、コネクタの差し間違いが疑われるので、最も怪しい、IGコイルを点検。
目視では無理な取り回しはしていなかったが、配線の色から調べると、左右バンクでそれぞれで2つのコイルのコネクタが入れ替わっていた。
つまりV型2気筒だったわけである。(^_^;)
正常な位置に戻すとあっさり始動。
ま、予想通りの結果であった。喝っ!