回転数低下/バモス
暖機後、50~60km/hで走行中、ミスが発生しエンジン回転が500回転ほど下がるという平成16年式バモス(HM2、E07Z) 試乗すると、確かにミスはが発生しタコメータの回転は500回転前後低下する。しかし、体感ではプラグやIGコイル不良時の単純なミスである。とても500回転も低下しているとは思えない。 なのに実際の回転より多く下がるという事は、回転信号の元であるクランク角センサーが怪しい。...
View Articleハザード誤作動/アイシス
前々回に紹介したクラウンで思い出した事例があるので紹介。ただし、本当に原因がこれだったかは不明のまま。 ハザードが作動しっぱなしになるという平成16年式アイシス(ANM10W、1AZ)クラウンと違うのは、普通の点滅だけということである。...
View Article再始動不能/ワゴンR
朝一番は始動出来るが、1度エンジンを止めると再始動性が悪いという平成15年式ワゴンR(MH21S、K6A)が同業者から持ち込まれた。再始動時、アクセルペダルを踏むとかかりやすいらしい。 ダイアグノーシスでクランク角センサー系を表示したので新品に交換している。...
View Article再始動不能/ワゴンR②
ISCVを交換して良くなったものと思っていたが、再始動を数回繰り返すと全くかからないことがあった。 あれっ?と思い、何度か繰り返すと、10回のうち2回ほどエンジンがかからない現象が発生。 しかし、エンジンがかからなかった時でも、その次のクランキングではエンジンはかかった。 入庫時のかかりそうでかからないという症状と明らかに違い、全くかかる気配がない。...
View Article再始動不能/ワゴンR③
ISCVが悪くて再始動性が悪かったワゴンR。ISCVを交換して良くなったものとばかり思っていたが、再始動を繰り返すと不具合が発生。クランキングを繰り返しいるときにあることに気が付いた。それは、キーOFF後、再始動までの時間が短いと不具合が出ることである。(0.5秒以内くらい)※実際は0.8秒だった。更に点検を続けると、始動できない状態が3~4秒続くと、クランク角センサーとカム角センサー異常のトラブル...
View Articleエンジンチェックランプ点滅/ミラ
前回、走行中にエンジンチェックランプが点滅するというストリームの事例を紹介したが、その翌日、同じくエンジンチェックランプが点滅するという平成25年式ミラ(L275S、KF)についての電話相談があった。 その時のエンジンの調子はどうかと聞くと、不調だという。 ダイアグノーシスの仮コードまたはペンディングコードはないかと聞くと、ダイアグノーシスは正常で、仮コードは項目がないという。...
View Article2番シリンダ失火/ハイゼット
2番シリンダがミスしている平成14年式ハイゼット(S210S、EF-SE) コイルとプラグを他のシリンダと入れ替えても2番がミスするという。 インジェクタの作動音を聞くと、1番、3番は「カチカチ」と澄んだ音がするが、2番シリンダは「コトコト」とちょっとこもった音がした。 2番のインジェクタが作動していないようなので抵抗を調べると、1番と3番は約15Ω、2番は数MΩだった。...
View ArticleABSトラブル①/パッソ
ABS警告灯が点灯しっぱなしになるという平成17年式パッソ(KGC10、1KR) ダイアグを調べるとコードC0215(リヤ左のスピードセンサー断線/ショート)を表示。 センサーの単体点検を行うと1.2kΩと問題なかった。(右もほぼ同じ) 配線の不良かもしえないと思い、ECU側でセンサーの抵抗を調べたが、やはり1.2kΩであり断線はなかった。また、アースとのショートもなかった。...
View ArticleABSトラブル②/パッソ
ABS警告灯が高速点滅しているという平成18年式パッソ(KGC10、1KR) 知人の工場に入庫した車。 通常、ABSに異常があればランプの点滅ではなく点灯である。 ただ、以前、過充電によりESPランプが点滅(比較的、規則正しい)した事例があったので、過充電も疑う必要がある。http://blogs.yahoo.co.jp/itakame3/64512281.html...
View Article始動不能/ステージア
中古のエンジンを載せ替えたらエンジンがかからなくなったという平成14年式ステージア(NM35、VQ25DET)が同業者から持ち込まれた。 クランキングするとバックファイヤーを伴いながら爆発はしているもののかからない。 薄いのかどうかを確認するためにパーツクリーナーを吸わせてみたが変わらなかった。いろいろと試していると、アクセルペダルを全開にすると、やっとかかったがアクセルペダルを離すとエンスト。...
View Articleハンチング/ハイゼット
回転を上げていくと4000回転くらいからハンチング(2500⇔4000回転)するという平成20年式ハイゼット(S331V、KF)。 後輩が点検しており、途中から手伝ったもの。 症状を確認すると、綺麗な?ハンチング。感じとしては制御によるものと思われた。 通常、ハンチングというと、燃料カットによるものが多く、減速時の燃料カット、高回転、高速度、過給圧によるものが一般的である。...
View Articleエアコントラブル②
多くの方からコメントをいただき有難うございます。さっそくですが解答です。 まず、ファンだけを考えます。ファンスイッチ1段目だけで風が出ないという事は、レジスタの1段目~ファンスイッチ1段目の接点までの不良が考えられます。しかし、その1段目でエアコンランプが点灯し、マグネットクラッチもONするということは、エアコンスイッチからブロアファンスイッチ1段目の接点までは良いということになります。...
View ArticleABSトラブル③/パッソ
ABS、EPS、ブレーキ警告灯が点灯しっぱなしで、ハンドルが重いという平成19年式パッソ(QNC10、K3) ダイアグコードはU0100(通信異常)などを表示するとのこと。 聞いた話だし、結局、デーラーでの修理となったようなので詳細は不明。 原因は、水滴がジャンクションブロック内(助手席カウルサイド内)に侵入し錆が発生及び短絡しというもの。...
View ArticleEPSランプ点灯/パッソ
EPSランプが点灯するという平成18年式パッソ。(KGC10) ダイアグコードC1555(EPS ECU内モーターリレー異常)を表示したのでECUを交換したのだが、再発したという電話相談。 回路を確認すると、確かに電源リレーとモーターリレーはECU内蔵のようだった。...
View ArticleABS,roof警告灯点灯/コペン
ABS警告灯、roof警告灯(電動開閉式ルーフ)が点灯することがあるという平成16年式コペン(LA-L800K、JB) ダイアグノーシスを点検すると、ABSはC1241(電源系)、roofは7個のコードを持っていたが、その半分は電源に関するものだった。 消去後は全て正常コードになった。 しばらくエンジンをかけていたら、アイドル回転が落ち込みABS警告灯が点灯。 ダイアグコードは過充電のコード。...
View Articleパワーダウン/S-MX
一定速で走行中、パワーダウンし、徐々に速度が低下するという、平成9年式S-MX(E-RH1、B20B)特に、高速道路で出やすいとのこと。 速度が出なくなったときは、エンジン回転が低下したのか、逆に上がったのかを聞いたが、わからないという。...
View Articleパワーダウン/S-MX②
スキャンツールが戻ったので、車速、エンジン回転、スロットル開度、バキュームセンサー、O2センサー、A/F補正値、噴射時間等をモニターすることにした。 するとおかしなことに、スキャンツールではO2センサーの電圧がマイナスにならない。 サーキットテスタもセットしていたので見ると、こちらはマイナス表示する。...
View Articleパワーダウン/S-MX③
高速道路を走行するとやっと症状が出たS-MX。。 症状が出たと喜んだのも束の間、その場所は、高速道路の片側車線が工事中で1車線の場所。ルームミラーを見ると後続車が詰まっているし、4,5台は連なっている。 速度は90km/hを下回っている。おまけに、速度は落ちる一方である。 焦ったせいか、アクセルペダルを踏み込めばよくなることなどすっかり忘れている。(^_^;) まだまだ1車線は続いている。...
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