メーター内の球切れ警告灯が3回点滅した後に点灯するというクラウン(JZS175)です。
このシステムに関する久々の問い合わせです。
この車には「テールランプ代替機能制御」が搭載されています。
この制御は、テールランプのフィラメントが断線した時に、電流制御でストップランプを点灯させ、スモールランプが点灯しているように見せるというものです。
もちろん、ブレーキング時は12Vを印加し明るく点灯させます。
とてもすぐれもののシステムなのですが、トラブルで入庫したときに、このことを知らないとやっかいないことになります。
10年ほど前に初めて入庫し、そのときは大変苦労しました。
注意しないといけないのは、キーON時にこの制御が働くことです。
バルブの切れた箇所によって違いますが、時には切れた箇所が点灯し、切れていない箇所は消灯することがあります。
よって、不灯の箇所を点検すると、通電がないのでボデーECUの不良と判断してしまいます。
よって、この車はキーOFFで点検することをお勧めします。
ブログでトラブル事例を紹介したと思ったのですが、探し出せませんでした。