アイドリングが保てずにエンストするという平成13年式シャリオ グランディス(N84W、4G64)
ただし、アクセルペダルを踏んで回転を上げておくとエンストはしない。
点検すると、ダイグノーシスコードP0011((可変バルブタイミング系統)を表示。
消去してもエンジンをかけるとすぐに同じコードを出力する。
エンジン回転を保てるくらいまで回転を上げた状態にして、データーモニタでVVTの進化度を調べると、目標は0°CAなのに14°~17°CAで変化していた。
制御していないのに進角しているという事は、VVTが作動しているかバルブタイミングがずれているということである。
VVTが作動する原因は、OCVが進角状態で固着しているか、VVT自体が進角していることが考えられる。
多いのはOCVの固着なので外して調べようと思ったが、どうみてもインテークマニホールドを外さないといけない。
もうちょっと考えてくれてもいいと思うのだが・・・・・
VVT自体の点検も大変なので後回しにし、先にバルブタイミングを点検することにした。
すると、吸気側、排気側共にずれていた。
ちょうどタイミングベルトの交換時期でもあり交換することにした。
交換後は、アイドリングも正常になり、ダイアグノーシスも正常になった。