スピードメータ作動不良/ステージア
燃料計と水温計が振り切れ、エンジン回転中はタコメーターの指針が激しく振れるという平成9年式ステージア(E-WGC34、RB25) 走行しても速度計は動かず、オドメーターは999,999kmを表示。 どう見てもアース不良かメーターの不良。 まずは、メーターの電源とアースを調べたが問題なかった。 となると、メーターの不良なので調べたが中古も新品も無いことがわかった。...
View Articleパワステ重くなる/スカイライン
時々、パワーステアリングが重たくなるという平成3年式フェアレディZ(E-GC32) エンジン始動直後は問題ないが、10秒ほどすると重たくなっていた。何度試してもほぼ同じように10秒後に重たくなることより、なんらかのフェイルセーフに入ってるものと推定。 ただ、調べるとダイグノーシスなんてものがないので、とりあえず全部の端子を測定。...
View Articleエアコン作動しなくなる/ワゴンR
エアコンを入れると、暫くは正常に働くが、そのうちに暖かい風しか出なくなるという、平成22年式ワゴンR(MH23S) スキャンツールとゲージマニホールドで圧力等を測定しながら様子を見ていると、エバポレータのサーミスタ温度によって、マグネットクラッチはON/OFFを繰り返していたが、しばらくすると温度が上がったのにマグネットクラッチがONしなくなった。...
View Articleフューエルフィルタ・ウォーニングランプが点灯/ハイエース
フューエルフィルタ・ウォーニングランプが点灯するという平成22年式ハイエース(KDH201V、1KD)です。フィルタを交換したが、ウォーニングランプが消えないという知人からの相談がありました。 通常の明るさで点灯しているのかを確認すると、通常の明るさで点灯しているみたいでした。...
View Article登りでスピード出ない/タント
先月からとても忙しく、ほぼ1か月間、土日もなく働いています。その間、多くの方が訪問していただき申し訳ありませんでした。若干、余裕が出ましたので少しずつ記事を書いていきます。リハビリがてら軽い事例を紹介。上り坂で20km/hくらいしか出ないという平成17年式タント(L350S,K6A、4速AT)ダイアグは正常コード。話を聞く限り、燃料不足が疑われたので、燃圧計とスキャンツールをセットし、燃圧とO2セン...
View Article暖機後、アイドル不調/オデッセイ
暖機後、アイドル不調になるという平成12年式オデッセイ(RA6、F23A)特定のシリンダのミスではなく、不規則な軽い失火。 完全な失火ではないので点火系は除外。 燃料系(濃いか薄いか、燃料自体)、エンジン本体(バルブタイミング、バルブクリアランス)、排ガス装置(EGR)が怪しい。 少し回転を上げると、ミスはほとんどわからない。...
View Article発進時、ブレーキ作動/ミライース
発進時、一瞬、ブレーキが効いた状態になってから動き始めるという平成27年式ミライース(LA300S)。 どういうことなのかよくわからないので車を持ってきてもらった。エンジンをかけて乗って回ると、違和感を感じる。...
View ArticleP1399(イオン電流システム異常)/ミライース
チェックエンジンランプと衝突被害軽減ブレーキ警告灯が点灯するという平成26年式ミライース(LA300S、KF) ダイアグコードはエンジンがP1399(イン電流システム異常)、衝突被害軽減ブレーキはC1A40(エンジン・ECU故障)を表示。 エンジンに異常があったために衝突被害軽減ブレーキシステムを停止させているようだった。...
View Article半ドア警告灯点灯/プリウス
同業者から走行中に半ドア警告灯が点灯するという平成21年式プリウス(ZVX30)が入庫。ただし、ブレーキペダルを踏むと半ドア警告灯が消えるという。半ドア警告灯が点灯している時に、全てのカーテシスイッチのコネクタを抜いても正常にならないらしく、デーラーの人にも相談した結果、ボデーECUが悪いということで中古だが交換している。それとどういった理由かわからないが、バックドアのカーテシスイッチも交換したよう...
View Article半ドア警告灯点灯/プリウス②
走行中に半ドア警告灯が点灯するがブレーキペダルを踏むと消えるという平成21年式プリウス。 症状は1度は確認できたが、その後は正常になってしまった。 とにかく症状が出るのを待つしかないのだが、ずっと気になっていたことがある。 それは、半ドア警告灯が点灯している時に、ブレーキを踏んだらよくなるという事。 事前に電話での相談を受けていたので、可能性を考えていたのだが、回路と症状からある仮説を立てていた。...
View Article半ドア警告灯点灯/プリウス③
症状と配線図から、ブレーキランプの回路とバックドアのカーテシスイッチ回路がショートしているのではないかと推定。 配線図を調べると、この2つの回路にはある共通のコネクタがあることが分かった。 それはリヤ左クォータパネルにある、P21、P22コネクタである。 このコネクタにはブレーキランプの回路とバックドアのカーテシスイッチ回路の両方の配線が通っている。...
View Articleバックドア開かない/ノート
宿題コーナー第43弾(レベル2) バックドアが開かないという平成20年式ノート(E11)です。 回路は次の通りで、バックドアスイッチはバックドアに、運転席ロック検出スイッチは運転席ドアロックソレノイド内に、また、バックドアロックアクチュエータはバックドアキャッチ部にあります。...
View Articleバックドア開かない/ノート②
バックドアのロックが解除できないという平成20年式ノート(E11)実際に入庫した事例です。 システムは単純で、運転席ドアがアンロック状態でバックドアにあるバックドアスイッチを押すと、バックドアロックアクチュエータが作動しロックが解除できるというものです。しかし、単純な構造ですが、一種の電子制御システムです。 運転席ドアか絡むのは、ドアロック中にバックドアを開けられないようにするためです。...
View Articleバックドア開かない/ノート③
バックドアのロックが解除できないという平成20年式ノート(E11) 点検した結果、バックドアSW端子の配線に接触抵抗があることがわかりました。 あとはバックドアSWとBCM間のどこでこの接触抵抗が発生しているかを調べればいいわけです。 通常、接触抵抗はコネクタ内の錆びが原因になることが多いと思います。そこでまずはコネクタを点検です。...
View Articleライトが暗い/レガシー
ヘッドライトのLoビーム(ディスチャージ式)が暗いという平成23年式レガシー(BM9)。フォグランプの方が明るいらしい。(^^;) 知人からの電話相談。 左右とも同じように暗く、ライトテスターで測定しても400カンデラしかないという。ヘッドライトテスタで表示される光度は、高度測定点の明るさなので、実際の感覚とは違う可能性もある。しかし、実際にライトの正面に立ってみても本当に眩しくないという。...
View Article球切れ警告灯点滅/クラウン
メーター内の球切れ警告灯が3回点滅した後に点灯するというクラウン(JZS175)です。 このシステムに関する久々の問い合わせです。 この車には「テールランプ代替機能制御」が搭載されています。 この制御は、テールランプのフィラメントが断線した時に、電流制御でストップランプを点灯させ、スモールランプが点灯しているように見せるというものです。もちろん、ブレーキング時は12Vを印加し明るく点灯させます。...
View Articleアイドリング保てず/グランディス
アイドリングが保てずにエンストするという平成13年式シャリオ グランディス(N84W、4G64)ただし、アクセルペダルを踏んで回転を上げておくとエンストはしない。 点検すると、ダイグノーシスコードP0011((可変バルブタイミング系統)を表示。 消去してもエンジンをかけるとすぐに同じコードを出力する。...
View Articleテールランプ球切れ警告灯点灯/クラウン
テールランプ球切れ警告灯が点灯するという平成12年式クラウン(JZS171、1JZ) 「実は8年ほど前の事例で、残っていたカルテやメモなどを元に記事を作成しています。記憶もあいまいな部分がありますし、詳細なこともわかりません。ちょっと作文しています。(^_^;)」 まずはこの車のテールランプの構造を説明。...
View Articleテールランプ球切れ警告灯点灯/クラウン ②
ECUから左側のスモールランプへの出力がなかったので、ECU不良と判断し新品のECUに交換。 しかし、症状は全く変わらず。 ECUは新品。 電球の断線もない。 なのにランプ断線時の「テールランプ代替機能制御」が働いていると思われる。 原因が思いつかない。 何を点検すればいいのか・・・・ その前に、気になることが1つ。...
View Article始動不能/マックス
エンジン始動不能だったり、かかりが悪いことがあるという平成16年式マックス(L950S、EF) 始動不能時に火花点検とインジェクタの作動音を調べたが、どちらも作動していなかった。 また、その時に、リレーボックス内からリレーのチャタリング音がしていたので調べると、燃料ポンプリレーがチャタリングを起こしていることが分かった。 このリレーを調べると、コイルの制御側がON/OFFしていた。...
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