2番シリンダがミスするという平成15年式エルグランド(NE51、VQ35)
基本点検を行うと2番シリンダのインジェクタの作動音がなかった。
オシロスコープでインジェクタの電源と噴射波形を調べると、共に12V一定電圧だった。
ECUの制御信号側の問題なので、ECU側で調べようとコネクタを抜くと・・・・・・・・
2つのコネクタの内、1つのコネクタ内には水が入っており錆が発生していた。
よく見ると、1本の端子が折れていた。
端子配列で確認すると、2番シリンダのインジェクタの制御信号端子だった。
最近のECUはエンジンルーム内にあることが多く防水もしっかりしているのだろうが、10年も過ぎればその防水性能も低下しても不思議ではない。
その時のことを考え、エンジンルーム内にあるECUのコネクタは下向きにしてもらいたいものである。
(組み付けの作業性やハーネスの長さによるコストの問題による上向きにしているのかもしれない。)
おまけにこのECUはフェンダー近くの水が入り易いとこだし、コネクタが上向きである。
建築の防水も10年もたてばやり直さないといけないように、車の防水コネクタも、10年で交換が必要かもしれない。。。