P0171/bB
チェックエンジンランプが点灯するという平成15年式bB(NCP31、1NZ) ダイアグコードを調べると、P0171(O2センサーリーン異常)というトヨタでは定番のコードを表示。 トヨタ車でこのコードを出す場合は、ほとんどがエアフロメーターの不良である。それも、改良品と思われる「C」マークの無いエアフロメーターを使っている車がほとんどである。...
View Article回転上がらず/レガシー
チェックエンジンランプが点灯し、アクセルペダルを踏んでもエンジン回転が少ししか上がらないという平成16年式レガシー(BP5、EJ2)が同業者から持ち込まれた。 ダイアグノーシスコードはP2109(スロットル開度センサーA系統全閉異常)を表示。 記憶を消去しても、キーONにするとすぐに異常を検出する。...
View Article回転上がらず/レガシー②
いろいろ調べた結果、交換した電スロが怪しいのだが、全く同じように故障しているとは思えなかった。 どうにかして電スロの良否を判断したいが交換するしか手がない。 交換できるものはないかと、ストックしてある電スロを探したが、良品と思われる物はなかった。 ただ、以前から思っていたのだが、色々な電スロを見てきたが、自動車メーカーが違っても電スロの形状やコネクタは大体同じではないかと感じていた。...
View Article始動不能/ハイゼット
エンジン始動不能の平成13年式ハイゼット(S210P、EF) キースイッチをONにすると、数秒間だけ何かのリレーのチャタリング音がした。 調べるとフューエルポンプリレーからの音だった。また、ほぼ同期してエンジンチェックランプも点滅。(動画を取ったが点滅が分からないほど速く点滅して、点滅がわからなのでアップは中止) クランキングすると、火花もインジェクタもNG。 典型的なECU系不良。...
View Article冷機時失火&異音/ハリアー
始動直後の振動が大きい平成18年式ハリアーHV(MHU38W、3MZ-1JM-2EM) 始動直後がかなりひどく、暖気が進むにつれて良くなる。ただ、暖気途中ではいい時と悪い時がある。 振動と言って、単純にミスしてエンジンが振れるというものではなく、エンジンとミッションが「ガックン、ガックン」と振れるのと同時に、「ガラッ、ガラッ」という異音もする。...
View Articleクランキング時間が長い/アクティ
冷機時は全く問題ないが、暖機後は2~3秒くらいクランキングしないと爆発しないという平成13年式アクティ(HA7、EN07Z)メチャクチャ長いわけではないが、ちょっと気になるクランキング時間である。 その2~3秒間は全く爆発している気配がない。 火花点検とインジェクタの作動音の点検を行うと、両方ともNGだった。...
View Article始動不能/ミニキャブ②
エンジンがかからないミニキャブ。 火花は飛んでいてインジェクタも動いている。おまけに圧縮は10kg/cm2近くあるという。バルタイは何度も点検しており間違いないという。 しかし、点検後のトラブルであり、やはりバルタイが怪しい。 バルタイはマークでしか点検していないと思われるので、本当にクランクやカムシャフトがトップ位置に来ているかを確認すれば不具合箇所が見つかるのではないかと思った。...
View Article2番シリンダのミス/エルグランド
2番シリンダがミスするという平成15年式エルグランド(NE51、VQ35) 基本点検を行うと2番シリンダのインジェクタの作動音がなかった。 オシロスコープでインジェクタの電源と噴射波形を調べると、共に12V一定電圧だった。 ECUの制御信号側の問題なので、ECU側で調べようとコネクタを抜くと・・・・・・・・ 2つのコネクタの内、1つのコネクタ内には水が入っており錆が発生していた。...
View Articleアイドル不調/ヴィヴィオ
暖機後、アイドル不調になり、突然、エアクリーナ部から「ジュボッ」という大きな吸入音がしてエンジン回転が大きく変動するという平成7年式ヴィヴィオ(KK4、EN07) 特定のシリンダのミスではなさそうだったが、念のためストックしてあったプラグと入れ替えたが変化なし。...
View Article加速時息つき/ジムニー
加速時息つきを起こすという平成9年式ジムニー(JA22W、K6A) 知人からの相談で、様々な部品を交換したがよくならないという。 インタークーラーを外すと、症状がでないということで、タービン自体も交換したようだ。 症状や問診から最も考えられるのは、やはり過給圧の上がり過ぎである。 しかし、実際に試乗してみると、過給圧の上がり過ぎによる燃料カットとは違うのである。...
View Article始動不能/スパシオ
エンジン始動不能の平成14年式スパシオ(NZZ121W,1NZ) 知人の整備士からの依頼。 症状は始動不能だけではなく、燃料メーターが作動せず、キーの抜き忘れ警告音もならないと多岐にわたる。 実は、エンジン&ミッション脱着後に起こったトラブル。オイル漏れの修理であり、それまでは正常にエンジンはかかっていたとのこと。 何らかの作業ミスが考えられる。...
View Article吹き上がらない/エルグランド
3000回転くらいから吹き上がらないという平成15年式エルグランド(NE51,VQ35) ダイアグコードはP0172(空燃比リッチB2)を表示。 吹き上がらないのだが、アクセルペダルの踏み方によって、吹き上がる回転数が変化する。 どうも排気系の詰りのような感じがする。 このエンジンでは以前にも触媒の詰りを経験しているし、その後にそれに関するリコールも出ていたので良く覚えている。...
View Articleラフアイドル/ハイエース
ラフアイドルの平成20年式ハイエース(TRH200K、1TR) 1気筒ミスしているようだったので、パワーバランステストを行うと2番シリンダがミスしていた。 火花点検とインジェクタの作動音を聞くとインジェクタが作動していなかった。 単体点検をするためのインジェクタのコネクタを抜いたら、コネクタから配線が抜けていた。 配線の断線であった。...
View Article1気筒ミス/フェアレディZ
1気筒ミスしている平成7年式フェアレディZ(CZ327、VG30DETT) パワーバランステストを行うと2番シリンダがミスしていた。 プラグとIGコイルを他のシリンダと入れ替えるとプラグが不良と判名。 プラグを交換すればよくなるという、なんてことのないトラブル事例。...
View Articleエアコン効かない/キューブ
エアコンが効かない時があるという平成22年式キューブ(Z12、HR15) マグネットクラッチを確認すると、ONになってもすぐにOFFになったりずっとOFFだったりする。 スキャンツールでECUのデーターを調べると、マグネットクラッチOFF時は、マグネットクラッチリレーへの出力もOFFになっていた。...
View Article始動不能/キューブ
始動不能の平成15年式キューブ(BZ11、CR14) 点検すると、火花点検で火花は飛ばず。インジェクタの作動音もない。 火花とインジェクタがNGの場合、一般的にエンジン回転センサー系(クランク角センサー、カム角センサー)とECU系が疑われる。 しかし、このキューブのようにクランク角センサーとカム角センサーの2つエンジン回転センサーがある場合は、ダイアグでどちらかのコードが残ることが多い。...
View ArticleHiビームが点灯しない/セレナ
Hiビームが点灯しないという平成20年式セレナ(CC25、MR20) 同業者からの依頼なのでが、バルブ、ヒューズもOK。スイッチも交換したという。 症状を確認すると、HiとLoを切り替えると、左右とも外側のHIDは切り替わり、ハイビームインジケータランプも点灯している。 しかし、内側のHiビームが点灯しない。 回路を確認すると、HiとLoの切り替えはIPDM E/Rの中のリレーで行っている。...
View Article不規則にミス/ストリーム
アイドル時、不規則にミスするという平成19年式ストリーム(RN6、R18A) データーモニターで失火カウンタがあったので点検。 すると、不具合発生時、3番シリンダの失火カウントが増加していた。また、4番シリンダも3番ほど出なないが失火していた。 プラグやIGコイルを入れ替えたが、失火のシリンダは同じであった。 インジェクタの作動音を確認すると、失火時にはインジェクタの作動音がしていないように感じた。...
View Article風がでなくなる/キャラバン
ブロアファンの風が出なくなるという平成20年式キャラバン(VWE25、ZD30) 同業者からの依頼だが、この不具合は1年近く続いているようである。 これまでに調べた結果、エアコンスイッチに関係なく、ブロアファンスイッチがONだとマグネットクラッチがONしっぱなしだそうである。よって、エバポレータが凍って風が出なくなるということまでは突き止めたようである。...
View Article