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始動直後エンスト/ハイエース

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エンジン始動直後、チェックエンジンランプが点灯しアイドル不調。そしてエンストするという平成14年式ハイエース(RZHB、2RZ)

再始動は良好で、何度かクランキングを繰り返していると良くなるという。

ただ、暖気後でも、トラブルが出ることがあるという。

症状を確認すると、確かに始動後、2,3秒するとミスが発生し、その2,3秒後にエンストする。

再始動は問題ないが、すぐに同じ症状が発生。

チェックエンジンランプが点灯するので、まずはダイアグノーシスを点検。

すると、点火系のダイアグコードを表示。

この年式だとECUの可能性もあるが、まずは点火指示信号(IGt)と点火確認信号(IGf)を確認することにした。

シートを上げてエンジンルーム内を確認する驚いた。

ダイレクト点火ではなくディスビ配電なのである。

年式は平成14年式だが、システム自体は平成1ケタの初期と変わらない。

オシロスコープのプローブを差し込む前に、ディスビのコネクタの勘合不足を確認するために、コネクタを軽く引っ張るとあっさり抜けてしまった。

よく見ると、コネクタ自体のロック部とそのコネクタ内のターミナルのロック部も破損していた。

イメージ 1

このことにより接触不良が起こり、点火指示信号がディスビ内のイグナイタに入力されなかったものと思われる。

よって、点火が行なわれずにアイドル不調が発生。

当然、点火確認信号がECUに入力されない。

トヨタ車は、こういった場合、触媒の過熱を防ぐためにフェイルにより全てのインジェクタの作動を停止させるのである。

よって、エンストする。

コネクタを押し付けた状態でクランキングすると、エンジンがかかりエンストはなかった。

手を放すとアイドル不調が発生しエンストした。

コネクタの接触不良に間違いなかった。

念のため、ECUのコンデンサーの液漏れも調べたが問題なかった。

部品があるかを調べると、さすがにトヨタ。
部品があるとのことで注文。

一週間もかからずに入荷した。

イメージ 2

コネクタの交換で修理終了。



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