DレンジやRレンジにシフトした時に、エンストすることがあるという平成13年式ライフ(JB1、E07Z)
データモニターで各信号を点検していると、水温、吸気管圧力の数値が大きく変動していることに気が付いた。
これらのセンサーはアースが共通と思われるので、水温センサーのアース側の電圧をオシロスコープで点検。
すると、瞬間的に5Vまで上がることが確認できた。
回路を確認すると、この2つのセンサーのアースは途中で合流してECUに入り、それからボデーアースされていることがわかった。
ECU部で再度測定すると、不具合が発生しても0Vのままだった。
ということはセンサー~ECU間での接触不良という事になる。
エンジンルーム内のハーネスをゆすると、左ストラット付近で反応があった。
詳しく調べると、ハーネス内で断線していた。
配線の修理行って完了と思ったが、どうもハーネスに余裕がない。
このために、走行レンジにするとエンジンがロールし配線にストレスがかかっているようだったので、クランプの方法を変更し余裕を持たせた。
そういえば、一時期、同じようなトラブルが続いていたような気がする。