エンジン警告灯が点灯するという平成14年式ザッツ(JD1、E07Z)
ダイアグノーシスを点検するとコードP0107(吸気管圧力センサ信号低い)を検出。
フリーズフレームデータでの吸気管圧力は0mmHgと断線を表していた。
ザッツでエンジンルーム内にあるセンサーやアクチュエータの断線系のダイアグコードを出す場合は、まずはエンジンルーム内のハーネスを疑う必要がある。
それも、エンジンから左側のショックアブソーバー付近につながっているハーネスである。
なぜかというと、取り回しがきつく、エンジンのロールにより配線が金属疲労で断芯しやすいのである。
過去にも数台経験している。
(記事にしたような・・・・)
ダイアグノーシスコードを消去し、アイドル状態でそのハーネスをゆするとエンジン警告灯が点灯。
やはりP0170を表示。
ハーネスのテーピングをはいで配線を爪で点検すると、やはり被服のなかで断芯しかかっていた。
配線を修理すると同時に、ハーネルのクランプを取り直し、余裕を持たせるようにした。