暖機後、アイドル回転が2000回転くらいになりチェックエンジンランプが点灯するという平成19年式ステラ(RN1、EN07)
知人からの電話相談で、DTCはP2101(スロットルモータ系回路合理性異常)とP2109(スロットル開度センサーA系全閉異常)を表示したので、スロットルボデーASSYで交換。(中古)
しかし、チェックエンジンランプが点灯。
ダイアグコードはP2101(スロットルモータ系回路合理)を表示。
修理書のフローチャートを見ると、スロットルモーター関係とスロットルセンサ関係の点検になっていた。
依頼者は、一通り点検はしたみたいだが、悪い個所は無かったとのことで電話相談があった。
冷機時は不具合は出ないのかと聞いたが、全くでないという。
ダイアグコードはP2101(スロットルモータ系回路合理)は、モーターの制御信号とスロットルセンサーの信号に不合理があった時に異常と判断しているのではないかと思われた。
簡単に言えば、モーターを動かしているのに、そのモーターの動きを検出しているスロットルセンサーの信号がその通りに変化していないという事になる。
よって、モーターやスロットルセンサー(A系及びB系)の点検が必要である。
ただ、これらについては一通り点検をしているというが、見落としやカン違いの可能性もある。
ただ、点検項目は30近くもあるので、電話でそれぞれを再確認するのも無理なので、データーモニターでモーターの制御信号とスロットルセンサーの信号におかしなところが無いかを調べるようアドバイスしておいた。
しばらくして電話があり、特に問題はないとのこと。
本当に問題が無ければスロットルボデーASSY、またはECUの不良である。
どちらかと言えば、交換しているがスロットルボデーが怪しい。
出来れば、違う物と交換してはどうかと言って電話を切った。
つづく