加速時息つき/ジムニー
加速時、3000回転くらいで頭打ちになるという平成17年式ジムニー(JB23W、K6Aターボ) てっきり、オーバーブーストによるものかと思い過給圧を点検。 しかし、0.6kg/cm2くらいで息つきを起こし、頭打ちになることが分かった。 加速時による息つきは頭打ちは、過給圧の上がり過ぎ、点火系の失火、燃料不足の可能性が高い。...
View Articleエンジンオイル乳化/アクア
エンジンオイルが乳化しているという平成25年式アクア(HNP10、1NZ)。 知り合いから聞いた話。 中古車で仕入れた車のようで、エンジンオイルを点検すると、なんとエンジンオイルが白濁していたとのこと。 当然、冷却水が入ったものと思い、冷却水の量や、ラジエータキャップテスタでの加圧テストを行ってみたが、冷却水が漏れている形跡はなかったそうである。...
View ArticleP0120他/ジムニー
チェックエンジンランプ点灯、パワー不足、アイドル不調、4000回転くらいから吹き上がらないという平成11年式ジムニー(JB23、K6A) DTCコードはP0120(スロットルセンサー電圧低い)を表示。消去後も同じ。 スロットルセンサーの出力電圧(VTA)は、0.2V位しかなく、センサーの位置を調整しても0.4Vまでしか上がらなかった。(基準値は0.8V)...
View ArticleP0120他/ジムニー②
ECU不良と判断したジムニー。交換したが全く変化なし。 もう一度、点検のやり直しである。 まずはスロットルセンサー系を再度点検し直すことにした。 センサー電圧や配線の地絡、線間短絡など様々な点検を行っているうちに、時々、変な数値が出ることに気が付いた。 出力端子のVTA電圧が0.2Vを下回ることがあるのである。 スロットルセンサーの取り付けボルトは締め付けてあるので、センサーが動くことはない。...
View Articleアイドリングが高い/エブリ
アイドリングが高くて下がらない時があるという平成17年式エブリ(DA64V、K6A) 同業者からの依頼だが、ISCVの不良を疑い単体点検を行ったが問題なかったという。 アイドル回転が高くなる原因は主に3つ。...
View Articleアイドリングが低い/パレット
前回はアイドル回転が高いという事例を紹介したが、今回は逆にアイドル回転が低いというトラブル。 ただし、エアコンSWをOFFの状態では問題ないが、エアコンSWをONにすると回転が低くハンチングを起こすという平成20年式パレット(MK21S、K6A) とある勉強会に持ち込まれた車で、みんなで調べることにした。...
View Articleアイドリングが低い/パレット
アイドル回転が低いパレット。ISCVが取り付けられている部分にあるファーストアイドル用のバルブの点検をしてはどうかという意見が出た。見ると、ISCVが取り付けられているアルミ製のボデー部に、確かに何やらカバーを付いている。(写真は実際の車の物ではありません。)...
View Articleガソリン漏れ/クロスロード
ユーザーさんから「ガソリン臭い」という訴えがあったという平成19年式クロスロード(DBA-RT3) 知り合いからの情報提供だが、調べるとフューエルポンプに亀裂があり、そこからガソリンが漏れていたそうである。...
View Articleスピードメータ作動せず/Kei
スピードメーターが動かないという平成17年式Kei(HN22S、K6A) ただし、正常に動くことがあったり、一瞬だけ針が動くこともあるという。 同業者からの依頼で、メーターと車速センサーは交換済みという。 おまけにデーラーで点検してもらい、その結果、車速センサーの信号線がアースとショートしているのが原因で、インパネハーネスを交換しないといけないと言われたそうであり、見積書までもらっていた。...
View Articleスピードメータ作動せず/Kei②
スピードメーターが動かないKei。車速センサーの信号線がアースとショートしているのは間違いない。接続先のユニット内でのショートも考えられるので、1つずつコネクタを抜いていくことにした。車速信号線とアース間の抵抗をモニターしながら、まずはコンビネーションメーターのコネクタを抜いた。 これで∞Ωになればメーター内でのショートという事になる。 しかし、0Ωのままだった。...
View Articleアイドル回転高い/アルト
今年最後のトラブル事例。 後輩が点検していた車で、アイドル回転が高く2000回転くらいから下がらないという平成10年式アルトワークス(HA21S、K6A)。 同業者から持ち込まれた車である。 まずはアイドル回転が高いということで、原因がISCVにあるのかどうかを確認するために、ISCVのエアの吸い込み口を指で塞いでみた。 するとエンストした。...
View Articleアイドル回転高い/アルト②
アイドル回転が高いアルト。 水温センサーの信号が見たこともない波形だった。 実は、昨日が仕事終わりだったのだが、年末の片づけをしていたら、なくしたと思っていたその波形が見つかった。(^^;) 前回の記事はイメージとして手書きしたものだったが、電圧はほぼ同じ(ローが0.5V,ハイが3.2V)だったが時間が全く違っていた。(50msと2ms)...
View ArticleP1349/エスティマ
時々、チェックエンジンランプが点灯するという平成14年式エスティマ(ACR30、2AZ) ダイアグノーシスを点検すると、コードP0171(O2センサーリーン異常)とP1349(VVT異常)を表示。 どちらが原因でランプが点灯したのかはわからないが、症状がすぐには出なかったので、両方ともに点検を開始。...
View Articleこれでいいのか!13
久々のシリーズ。あまりにも恥ずかしいので、ファン限定。事務所にいると年配の整備士が入ってきて、「シートベルトの警告灯が点灯せんのじゃ。球切れと思ってメーターを外したんだがランプが無い。どうなっているんじゃ。」とコンビネーションメータを持って来た。 当社は、運輸支局に近いこともあり、検査に不合格になった車に関しての相談もよく受ける。...
View ArticleP0120他/ジムニー②
ECU不良と判断したジムニー。交換したが全く変化なし。 もう一度、点検のやり直しである。 まずはスロットルセンサー系を再度点検し直すことにした。 センサー電圧や配線の地絡、線間短絡など様々な点検を行っているうちに、時々、変な数値が出ることに気が付いた。 出力端子のVTA電圧が0.2Vを下回ることがあるのである。 スロットルセンサーの取り付けボルトは締め付けてあるので、センサーが動くことはない。...
View ArticleSRSエアバッグ警告灯点灯/アルト
SRSエアバッグ警告灯が点灯するという平成13年式アルト(HA23S、K6A) 同業者からの依頼。 色々と調べたがわからないとのこと。 ダイアグノーシスを調べるとB1042(運転席プリテンショナ回路抵抗低い)を表示。 配線の地絡かプリテンの不良の可能性が高い。...
View ArticleEPSランプ点灯/ゼスト
EPSランプが点灯し、ハンドル操作が重いという平成18年式ゼスト(JE1、P07A) 同業者からの依頼で、ステアリングギヤボックス(リビルト)はASSYで交換済み。 経緯を詳しく聞くと、依頼者の工場ではこの車に対応するスキャンツールが無いという事でデーラーにてDTCを調べてもらったそうである。...
View Article故障履歴表示/ADバン
SRSエアバッグ警告灯が点滅するという平成20年式ADバン(VAY12、CR12)ダイアグコードを調べると、「現在のダイアグコードの点検」は正常、「過去のダイアグコード」ではコードB1049(D席インフレータ回路断線)を表示。...
View ArticleP2101/ステラ
暖機後、アイドル回転が2000回転くらいになりチェックエンジンランプが点灯するという平成19年式ステラ(RN1、EN07) 知人からの電話相談で、DTCはP2101(スロットルモータ系回路合理性異常)とP2109(スロットル開度センサーA系全閉異常)を表示したので、スロットルボデーASSYで交換。(中古) しかし、チェックエンジンランプが点灯。...
View ArticleP2101/ステラ②
暖機後、アイドル回転が2000回転くらいになりチェックエンジンランプが点灯するという平成19年式ステラ(RN1、EN07) 知人からの電話相談だったが、電話で相談された後はすっかり忘れていた。それが、先日、電話があり原因が分かったとのこと。 原因は、電スロではないかと疑っていたのだが、原因はパージソレノイドのホース(キャニスタ側と思われる)が外れかかっていたというのである。...
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