信号待ちでアフターファイヤーを起こすという平成11年式レガシー(BE5、EJ20)
信号待ちでアフターファイヤーなんて起こるの?
どういうことかと聞くと、信号待ちでマフラーの方から「ボッ、ボ、ボッ」という音が聞こえるのだという。
また、以前、後ろの車の人から「マフラーから火が出ている」と言われたことがあるので恐いという。
アフターファイヤーとは燃え残りの燃料が排気管内で燃えることで、一般的には減速時に「パーン」という音がでる。
よって、今回はアフターファイヤとは違うと思われる。
それにマフラーから火が出るなんて聞いたことがない。
ただ、マフラーの出口を見るとかなりすすけており、A/Fが濃いことが予想された。
まずは現象確認ということでなのでスキャンツールでA/Fに関連がある項目を選択しデーターをモニタすることにした。
走ること10分、信号待ちでマフラーがある左後方より「ボッ、ボッ、ボボッ、ボ、ボッ」という不気味な音が聞こえ始めた。
瞬間的に
マフラー内で何かが燃えている!
本当にマフラーから火が出ている!
後ろの車がやばい!
と、思った。
急いでスキャンツールのデーターを見たが慌てていてよくわからない。
とりあえず停止ボタンを押してデーターを保存した。
タイミングよく対向車がなく、おまけに反対車線側に空き地があったのでそのまま右折して空き地に飛び込んだ。
急いで車を降りてマフラーを点検したが、そのときは「ボッ、ボッ」という音はしなくなっていた。
ちょっとパニクってしまった。(^_^;)
冷静になって考えてみると、
車が停止した後に不具合が発生。
一般的なアフターファイヤーではない。
左後方(マフラー側)からの音。
感じとしては、マフラー内でガソリンが燃えて、炎がマフラーから出ている感じ。
しかし、エンジンの調子は悪くなかった。
それを裏付けるように、データーの噴射時間、O2センサーの電圧、A/F補正値やその他の信号も問題なかった。
あれはなんだったのか!?
本当にマフラー内で何かが燃えているのか?
つづく