最近、もう一つ気になる事例をもう一つ紹介。
車は平成17~18年式のキャラバン(エンジンはすべてQD30DDTi)。
この2か月に入庫や電話による問い合わせが4件。
1台目
エンジン始動後、暫くするとチェックランプが点灯
平成18年式VWE25
走行約12万キロ
ダイアグコードP0302
(電制EGRコントロールバルブ系統:電制EGRコントロールバルブの固着又は機能不良が発生したとき)
2台目
走行中にチェックランプが点灯
H18年式VWME25
走行約15万キロ
ダイアグコード32(P0302と同じ)、アイドル時エアフロ1.7~1.8V 、EGRステップ数40。
3台目
不具合は感じないがチェックランプが点灯
H17年式VWE25
走行約34万キロ
ダイアグコード32
4台目
アイドル時白煙が出て、加速時は黒煙が出る
VWE25(年式、走行キロ不明)
原因はすべてEGR用ポートの詰り。
このポートはインマニの中を貫通しており、直径25mm程度。
1台はほぼ完全に詰まっており、1台は5mm程度までふさがっていた。
残り2台は見ていないが、やはりかなり詰まっていたようである。
ちなみに、インマニを外さないと点検は無理である。
参考までに、マツダのRFエンジンも同様に詰まるようである。
(トヨタ車でも経験あり)