バッテリを外しても消えないP2002/ハイエース
ダイアグコードP2002(DPD異常)が消えずに強制再生が出来ないという平成20年式ハイエース(KDH206V、1KD) 以前、デュロトでも紹介したが、このP2002はスキャンツールでは消去することが出来ない。http://blogs.yahoo.co.jp/itakame3/65602933.html...
View Article始動不能/古い車
エンジン始動直後にアイドル不調になり、吹き上がりが悪いという昭和後期のEFI車が同業者から依頼された。段々とひどくなったようである。 この車は、しばらく放置していたようでナンバーもなかった。 どうも燃料不足のようなので、燃圧計を取り付け点検すると、始動時は約2kg/cm2あるが、徐々に低下しすぐに1kg/cm2まで低下した。...
View Article舵角センサー出力異常/N-BOX
知人から聞いたトラブル事例。 事故修理後からVSAランプが点灯するようになったという平成26年式N-BOX(JF1、S07S)DTCを消去しても消去できないらしい。 ただし、納車するまでは正常で、ユーザーに渡した後から点灯するようになったとのこと。...
View Article吹き上がり不良/ティーダ
発進時にアクセルペダルを踏んでも、思うように加速しないという平成16年式ティーダ(C11、HR15) ただし、冷機時がひどく、暖気後は少しはよくなるという。 データーモニターでA/Fの補正値を調べると、20%以上増量していることが分かった。 症状からも燃料不足のようなので、燃圧やエアフロメータを調べたが問題なかった。...
View Article始動不能/シーマ
エンジン始動不能の平成10年式シーマ(FGY33、VH41)また、メーター内の全てのランプも不灯という事で同業者から依頼があった。 エンジンのダイアグは電スロ系とイモビ系を表示。 クランキングすると、2,3回の初爆があるが完爆しない。 また、セキュリティインジケータランプも点滅していたことから、イモビが効いての始動不能のようだった。...
View Article吹き上がり不良/キャンター
レーシングでも1500回転くらいからもたついて、1800回転以上に吹き上がらないという平成12年式キャンター(FE53EB、4M51)吹き上がらない状態では、灰色の煙を大量に吐いて排気臭もかなり異様であった同業者からの依頼なのだが、実は依頼者の工場では昨年11月から預かっており、4か月が経過しようとしていたのである。...
View Article吹き上がり不良/キャンター②
吹き上がりが悪いというキャンター。 データーモニタや症状からは噴射時期が遅いと推定された。それを裏付けるようにTCVの波形もONの割合が少ない進角させようとする信号だった。 噴射時期が遅くなる原因はバルブタイミングの狂いかインジェクションポンプの不良である。 ただし、インジェクションポンプはリビルト品だが交換している。...
View Article吹き上がり不良/キャンタ③
ECU及びTCVのコネクタの両方を外しているのに、この配線とボデーアース間が∞Ωじゃなのは間違いなくおかしい。どこかでレアショートしているのだろうと思い、ハーネスをゆすってみた。すると、左サイドフレーム内を通っているハーネスをゆすると大きく反応した。 大体の範囲が絞りこめたので、その近辺を調べたがハーネスがこすれたような形跡はなかった。こうなるとハーネス内でのショートも疑わないといけない。...
View Articleエアコン効かない/ティーダ
エアコンが効かない平成21年式ティーダ(C11、HR15) 調べるとエアコンヒューズが切れていた。 明らかにショートによるものなので、可能性の高いマグネットクラッチの電流を測定すると、時々10Aを超えていた。 単体点検をすると、1Ω前後で安定しない。 明らかにおかしい。 マグネットクラッチのコイルのレアショートと思われる。 単体部品の設定があったので交換。...
View Articleメーター異常/ザッツ
電気負荷をかけると燃料計、タコメーター、オドメーターが一瞬だけOFF状態になり、オーディオもシャットダウンしてしまう平成17年式ザッツ(JD1、E07Z) また、パワーウィンドやワイパーも動きが非常に遅く車全体がおかしい。 通常、こういったトラブルはアース不良かコネクタの差し間違いというのが一般的である。...
View Article吹き上がり不良/ファンカーゴ
発進時や加速時に息つきを起こすという平成12年式ファンカーゴ(NCP20、2NZ) 過去の事例から怪しいと疑われる吸入空気量を調べると、3000回転で5.51g/sしかなく、A/F補正値は+20%とMAX状態だった。(正常なものは6.2g/s以上はある。)...
View Article「A/T TEMP」ランプが点滅-消灯
知人から聞いたトラブル事例。 「A/T TEMP」ランプが点滅-消灯-点滅を繰り返すという、平成22年式エクシーガ(YA4、EJ204) バッテリが上がっていた車で、中古車屋からの依頼。 調べてみると、どういった時にこうなるかは不明だが、A/Tの学習未実施のときのこういった表示パターンになるらしい。 デーラーで学習してもらったらよくなったとのこと。...
View Articleエンジン不調/VW Rialte
暖機後、アクセルペダルに対するレスポンスが悪くなり、エンストすることもあるという平成7年式のキャンピングカー(VW Rialte)。 冷機時はそうでもないらしい。 同業者からの依頼なのだが、並行輸入車でキャンピングカーなんて、どれだけ非効率で大変な作業になるかわからないので、断りたかったのだが受けてしまった。...
View Articleターボ効かない(P0299)/キャラバン
チェックランプが点灯しターボが効かなくなるという平成20年式キャラバン(VWME25、ZD30) ダイアグノーシスを点検すると、P0299(ターボチャージャ過給圧異常)を表示。 過給圧を点検するゲージをセットし走行すると、過給圧は上がっており体感でもターボは効いた。特に問題はないと思われたが、しばらくするとチェックランプが点灯。 すると走りは鈍くなった。 なんらかのフェイルが働いているようだ。...
View Article変速不良
変速ショックや変速不良になるという自動車。知人からの情報提供なのだが、ちょっと問題があるので詳細は省略。 このメーカーのATには、色々なトラブルがあるので調べると、同じ不具合での改善対策が出ておりフレームNoも対象内だった。 デーラーに確認すると、確かに対象だがその改善対策は実施済みという。助手席側のドアヒンジ部を確認すると、確かに実施対策済みのペイントがされていた。...
View Articleアイドル不調/レガシー
低回転域が不調の平成15年式レガシー(BP5、EJ20) 2000回転を超えれば問題ないという。 症状を確認すると特定シリンダの失火のようなのでパワーバランステストを行うと、1番と3番シリンダがミスしていた。...
View Articleエアバッグ警告灯点灯
宿題コーナー第44弾(レベル6)SRS警告灯が点灯するというワゴンRです。回路は次の通りで、一般的なものです。まずはダイアグノーシスを調べるとコードB1042でした。(現在故障)このB1042というのは「運転席シートベルトプリテンショナ回路の抵抗が低い」というものです。そこでシートベルトプリテンショナのコネクタを外し、ハーネス側で線間ショート及び地絡(アースとのショート)を点検しましたが、ショートは...
View Articleエアバッグ警告灯点灯②
多くのコメント、ありがとうございます。あまりにも多すぎて、返事ができませんでした。m(_ _)m みなさん、素晴らしいですね。思っていた以上に多くの正解者がいました。 では、解説です。 ダイアグコードB1042(運転席シートベルトプリテンショナ回路の抵抗が低い)を表示しました。 つまり、運転席シートベルトプリテンショナ回路のショートです。...
View Articleエアバッグ警告灯点灯③
SRSエアバッグ警告灯が点灯するというワゴンR。ダイアグコードB1042(運転席シートベルトプリテンショナ回路の抵抗が低い)を表示。 運転席シートベルトプリテンショナとECUを交換。 また、運転席シートベルトプリテンショナのQ05コネクタを抜いてECU側の配線を点検したが線間短絡とアースとの地絡も無し。 この時点で、同業者から依頼を受けました。 話を聞いた限りではどこも悪くありません。...
View ArticleABS誤作動&警告灯点灯/ラクティス
走行中にスピードメーターが動かなくなり、ABS、P/S、ブレーキ、エンジンの各警告灯が点灯するという平成19年式ラクティス(NCP1001NZ) また、低速時、ブレーキペダルを踏むとABSが作動しているように感じるという。 各システムのダイアグを点検すると、ABSは正常、エンジンはP0500(車速信号系)、U0129(ブレーキECU通信異常)、P/SはU0121(ABS...
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